実録! イマドキ私立医学生のバイト事情

こんにちは! 借金4000万円医学生maruです!
 試験が終わり、一部自己採点できたのですが、100点の科目があって嬉しいmaruです^^

 今回は、イマドキ私立医学生のバイト事情ということで、みんながどんなバイトをしているのか、またどのくらいの割合の医学生がバイトをしているのか、僕の通う私立医大の医学部生の実態を調査していきたいと思います。

思わぬところで「こんにちは」
 大学から近くのファミレスに友達とご飯を食べに行ったら、
 「いらっしゃいませ〜ε=(ノ・∀・)ツ」
 と出てきたのが同級生で。

 「えー! 普段のあのハードスケジュールをこなしながらアルバイトやってるなんてすごい」と驚いて、スムーズな接客にまた驚いたわけです。

 僕の通う大学では、というかどこでもそうだと思いますが、朝から夕方まで平日は毎日びっしり講義や実習が入っており、かつ実習が長引いて…なんてことも往々にしてあります。

 科目アンケートには「しっかり予習・復習をした」という項目があり、模範的な医学生は、各講義の予習と復習を「しっかり」やることになっているので、その「しっかり」を予習1時間、復習を1時間とすると、1日5講義あるので、1日10時間講義と別に勉強することになります。

 また、試験期間はとてもじゃないけどアルバイトなんてやってられるわけありません。

 ただでさえストレスの多い医学部のカリキュラムで、アルバイトでさらに身体的・精神的ストレスをすすんで溜め込むなんて…。

 「医学生にアルバイトなんて、できるわけないだろーーー(/・ω・)/」という感じですが、実に半分くらいの医学生が何かしらのアルバイトをやっています。

アルバイトへの憧れ?


 全日本医学生自治会連合のデータ(※1)によると、アルバイトをしている医学部生は48.8%だそうです。これは僕の大学でも体感そのくらいで、友達の2人に1人はアルバイトをしている印象です。

 ただ、全国と大きく異なるのは職種です。
 企業による全国の94人の医学生を対象にした調査(※2)によると、70%の医学生が家庭教師や塾講師といった教育系の職種でアルバイトをしているそうです。

 これは国公立大学の医学生も含めた調査で、忙しいながらも自分の強みを活かして高時給のアルバイトをしようという動きが見られます。

 一方、僕の周囲で教育系のアルバイトをしている人は5人ほどで、ほとんどの人は単発のイベントのバイトや飲食店で働いています。

 親が医師で、4000万円の学費のかかる学校に通ってるくせに、900円のために1時間汗水流して働くってどういうこと?という感じですが、話を聞いてみると、「お店の店員さんをやってみたかった」というアルバイトへの憧れがあったようです。

 確かに、そうじゃないと割に合いません。

 友達同士で職場の飲食店に冷やかしに行ったり、スタバの店員に憧れてスタバ店員をやっていたり、中にはベンツに乗って職場に行く人もいたり。
 番外編として、パチンコにハマって50万円稼いだ強者もいました。

 一般的な「アルバイト=生活費の足しにする」という考えでは決してなくて、半分趣味でやってるようなものですね。アルバイト代を生活費の足しにしている医学生を僕は見たことがありません。

maruのアルバイト事情


 僕は、入学前は決してアルバイトなどすまい!と思っていました。友達との交流や部活は控えめにして、勉強一本で行こうと決めていました。

 万が一留年でもしたら、破産して、即自主退学になるからです。

 勉強ばかりしていた初期の頃は良かったですが、だんだん、「勉強だけしていていいのか?」と思うようになりました。

 僕は入学初めの先生との面談で、「勉強以外に何を頑張ればいいですか?」と質問しました。しかし、はっきりした答えはいただけませんでした。当然ですが、一つの正解はないので、自分で模索するしかなかったのです。でも、そのうちやりたいことが増えてきて、自然とその疑問は意味を持たなくなってきました。

 現役生に比べて少し遅れて入学した僕は、若い時期の貴重さを人一倍理解しているつもりです。「高校生のうちになんで学生にしかできないことをもっとやらなかったんだろう」という後悔が、「大学生のうちにしかできないことをやりたい」という思いを突き動かしています。

 具体的には、今こうして記事をm3.comさんで書かせていただけているのも、僕が医学生だからであって、医師になってしまえば、医師で記事を書いている方はたくさんいらっしゃるので、埋もれてしまいます。

 m3.comさん以外では、Zoomを使った高校生の勉強のメンターやオンラインの心理カウンセリングもやっています。

 また、アルバイトではありませんが、米軍病院の見学や病院での医療通訳、学会での学生会員という立場での参加、全国の医学生の団体での活動など、医学生のうちにしかできないさまざまな活動をちょくちょくやっています。

 今では、部活やサークルは4個所属していて、友達との交流も盛んです。次は、本を出版したり、小さくても起業をしたりするのが目標です!

まとめと次回予告


 今回は、全国の医学生と比較した私立医学生のアルバイト事情と、僕のアルバイト事情をお届けしました。

 僕も忙しくしているほうですが、周りのみんなも、厳しいスケジュールの中、涼しい顔して勉強と部活とアルバイトと遊びを上手く両立しています。

 さて、次回の第16回は「カンニングした医学生の末路」というお話です。お楽しみに!

<参考データ>
(※1)全日本医学生自治会連合のデータ
(※2)企業調査

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